まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

心配だけど不安じゃない

保育園の懇談会があって…とても心配な気持ちになってしまった(-_-;)という件。


当然、今回のいろいろな災害についての話があったのだけど、
当日の対応と、それから学ぶべきことについてというのが、とても不十分で、
余震どうすんだろうとか、もし別に直下型がきたらどうすんだろうというのが、
うーん、お互いの善意があれば乗り越えられるというのが学習結果なのだろうかと…
最低限、これだけのことは考えておかなければならないと思う。


・どーしても帰れないおうちはどうするのか
保育園の建物はとても頑丈、ならば何人かの保護者が園にとどまって、
帰れないおうちの子どもと一緒にいるという選択肢もあっていいのでは?と思うけど、
早く引き取って家に帰れというばかり、
だったら保護者どうしで緊急時対応を決めておくべきと思うけど、
それを容認する気配もなく…結果オーライ的な感じでいいの??


・園に対する協力は行ってもよいのか
近くの方が様子を見に来てくれたり、遠くでもメールをくれたり、差し入れをしてくれたり、
助かりました、という話だったんだけど
(…安否確認のメールは勝手にするなと言われたのに?様子伺いはOK?)
そういう不確定な善意でよいのか。
ちょこまか顔を出すべきではない、と配慮した人も実際にはいたので、
そういう善意は報われないのか。
そんな視野のせまいことではなく、
園の近所にはこういう人たちがいて、こういう気遣いをすることができるから、
遠くの人はその後のことを、とか、話し合いがあった方がいい。


・登園再開についての連絡、対応についての連絡
「どーしてもじゃない限り登園を遠慮してほしいと言われた」という噂があって、
園からの連絡は来ないから、登園できるのかどうかもさっぱりわからず、
子どもだけ実家に送り出すとかして、休める体制をとった人もいたのですが、
気づいてみれば、うちらのクラスだけ登園再開がやたらと遅く、
なんで?みたいな話に…
園の様子を伝えてくれてもいいんじゃないかと思うんだけど。
園がお忙しいならば、保護者が伝えてもいい感じにしてくれればいいんだけど。
あーもう、保護者会をまともに機能させておかないからこういう時に困る…


災害時対応について、いろいろと払拭されない点が残るんだけれども、
水はミネラルウォーターの備蓄があるから安心です!
(備蓄が相当量あり、次は消費期限の問題があるので今ミルクにはそれを使っていると)
毎日放射線量をチェックしてからお散歩に行くから安心です!
(市の発表を待ってからお散歩に出かけるそうだ)
という説明は、きちんと丁寧にしてくださる。
あと野菜も、安心できるところから取り寄せているので大丈夫です、と。
私は視野が狭いのか、日常的に付き合う層がルイトモ的にガサツなのかわからないけど、
水の不安や放射線の不安を、はりつめて抱いている人の存在を、
ここで初めて身近に(?)感じたのであった…
園の自主的な措置というより、保護者の要望に応えてるのだろうから。
何km離れてるというんだろう…
確かに、こういうふうに不安を抱いていたら、世界の終わりは近いような気がする。
ネガティブシンキングが悪運を招きよせる、というのは、実は信じていないけれども、
何かと悪いものを招きよせるような気はするなあ。


そんなこんなで、いろいろと心配することがあるけれども、
ぜんぜん不安には思っていないんだわ私は、ということがわかった。
(もっと不安なことはいっぱいある)
むしろ、対応すべきことが何か、よーくわかった。
そして、私たちは、不安をむりやり抱く必要なんて全然なくて、
ココロクバリをせっせとしていればいいのである。
そしてそして、他人が抱いてふりまいている不安を払拭してさしあげるためには、
ココロクバリを行き渡らせることしかないなあと、ちょっと思ったんである。
私は心配だけど不安じゃない。ココロクバリがんばる。