まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

放射能と、生き方の問題

保育園の、クラス懇談会が先日ありました。
園での様子、食事マナーの注意、お絵描きは誉めてやれというアドバイスなど、担任の先生からお話。
園長先生からは、子ども子育て新システムと、放射能対策のお話がありました。
あ、放射能対策といえば!いもほり中止になっちゃって!その時のアンケート結果報告ないままだし!決定プロセスもわかんないままだよ!
そうゆうのはいつも開示しないで、「皆さん、正しい情報を手に入れて、声をあげてください」って、ややシュールだなあと思う。
私は、現状で食べ物と内部被曝の問題をどう考えるか、どう振る舞うかは、もう科学の領域じゃなくて、生き方の問題だと思ってます。
数字で安心といわれて、納得のいく人もいるけど、その数字が信頼できない人もいるし、数字の出所に疑問を感じる人もいる。
あれこれ想定して測って導きだした数字に敬意を払いたい人もいるし、でも想定とか計測技術とかすぐ変わるからねーってこともある。
正しいかどうか、というより、自分の感性にフィットするかどうか、で判断してんじゃないかな、実は。ちょっと調べるだけで、反証いっぱい出てくるし。
それで私自身は、脱原発派で、いもほり賛成派なんですよ。フィットするから。
だから、いもほり中止という結果は、まあいい(個別問題なのでね)として、お互いにどういう感覚を持っているのか、どこにフィットしていて、何に反発するのか、知り合えたらいいのになあと思うのですよ、いつも。
実際は、自分のと違う考えの人を、すぐ論破とか説得とかしちゃいたい欲望がはたらいて、難しいんですけど。いもほりの何が危険!?隣の土が大丈夫なのよ!?根拠あんの?みたいな。それで対話が阻害される面は、ありますね。
これは、生き方の問題ですから、正しさへと向かうべきではないのです。より、自分にフィットする方へ向かうべきなのです。
…ということを前提に、お互いの生き方を尊重しつつ、対話をすすめ、広げていく。これがいちおう、来年度、年長ママとしてやりたいことかな。いや、私より周りの人が、何をやりたい、改革したいと緊張しておられるので…。