まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

「一目置く」と「同意する」と「好き」とは全部違う

私は、小沢一郎という政治家さんについて、
ものすごく一目置いているけど、政策のほとんどに同意できない、
けどまあ、ああいう政治家は、好きかもしれない。ただし会いたくはない。
小沢さんに対しては、個人的感情を強く持ってる人が周りに多いらしく、
名指しで「キライ」と言って、周りの人が「んだ、んだ」とうなずく場面に
何度も遭遇した。私はただ「シヅカニワラツテヰル」ことしかできない。
考えてみれば名指しの「キライ」もある意味、一目置いてるのか。
そういえばずっと昔、上のようなことを言ったら、
「小沢にシンパシーを感じるような政治的スタンスの人とは付き合えない」
と言われて振られたぜ、ていうのはほとんどジョークみたいな実話。
だから旧左翼は(←レッテル貼り)だめなんだ、とか思ったわあの時。
政治家に対して、あるいは政党に対して、私(たち)の向き合い方として、
「是々非々で」というのをよく聞くけれど、
納得いくものは協力する、いかないものは反対の態度を示す、
それって当たり前の態度ですよね、そのことが実は難しいということか。
中をちょっと返すと「ぜひぜひ」って急にイエスマンみたいになったり。
私は、「是々非々で」とわざわざ言わないでもふつうにそうでありたいけど、
そのためには政党政治って根本的にダメかもしれんと思うし、
無党派層は無関心層じゃないし浮遊層じゃないんだよとかも思うし、
もっと力を入れて本気で「是々非々で」をやらないといけないのかも。