まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

TM NETWORKが好きだった

考えごとをしてて、ふっと「in the human systemって感じだなー」と思ったのだ。
何をだったのかな、たぶん労働についてだった。
「humansystem」は確か小室さんの造語だけど、すごいセンスだ、と思う。

humansystem

humansystem

humanがsystem化されていくような、systemにhumanが加えられるような。
で、「humansystem」はもともと、1987年のアルバムタイトル。
リアルタイムで好きになった頃だったので、アルバム発売を待ち望んで、恋焦がれてじゅーじゅー焼けてた記憶があります。
タイトルチューンの「Human System」は、私にとっていまでも最大ヒットです。


She is here and he is there in the human system
I'm here and you are there in the human system


ついでに、むかし夢中で聴いてた曲を思い出してみる…、どれもこれも、今でもクオリティ高いんだよねえ。
元FANKSはたいがいそう言うんだけど。でもほんとだよって思う。


TWINKLE NIGHT

TWINKLE NIGHT

これが、捨て曲がないと有名な…当時は売れなかったらしいけど私はわざわざLPを買いましたよ、もうCD時代だったのに、のミニアルバムです。
「TWINKLE NIGHT」はきらきらしててかわいい。
数年前からUTSUは歌声が変わって、かわいい感じになっちゃったなーと思ったけど、SPIN OFFでこの歌を歌ってるのをみて、むしろちょっと、昔むかしに戻ったのかも、と思った。
そして、ミニアルバムに一緒に入っていた「Your Song」が、ものすごいいいです。
リアルタイムでは知らず、後付けで聴きました。スケールでかい。
歌詞が意味不明だけどなんかノーブルなことゆってんのかなって気になって、でも実はかなり俗っぽい感情だった…というのは、昔から変わらないんだね、小室さん。(そういうところが脳内麻薬的に好きなんですが)


「Beyond the Time」
私ぜんぜんガンダム知らないから、「逆襲のシャア」の主題歌だった、とか言われてもわからないけど、メビウスの宇宙を越えて、だから、宇宙規模な感じがする。
これもスケールでかい曲だ。



ほかにもあるある。思い出して、つべってみたひとたちを列挙してみる。どれもよかった。
「The Point of Lover's Night」←曲のスケールと歌詞がミスマッチでたまらん
「PASSANGER」←いま聴いても新しい
Children of the New Century」←21世紀末に聴いてもイケる気がする
「All-Right All-Night」←ひそかに時代の区切り目に位置する名曲
つべは全部、内緒なので、残念だ。


止まりそうになかったので、子どもを誘って、DVDをみた。子どもは最初の方…「金曜日のライオン」(←これもまたスケールがでかいけど歌詞が意味不明)とか「1974」の映像にバカうけしていた。
私は、自分が「KISS YOU」も「TIME TO COUNT DOWN」も歌詞を全部覚えていたことに感動した。ばっちり、魂に刷り込まれている。
思春期の音楽は血肉となり魂となるんだなあ。「14歳の魂、100まで」である。

All the Clips [DVD]

All the Clips [DVD]



今回、ちょっとTMを聴き直してみての収穫は、
「DIVE INTO YOUR BODY」という、バブリーで歌詞がしょもなくて、当時ぜんぜん興味のわかなかった曲が、すごいおもしろい音をいっぱい使ってて深い曲だったことがわかったのと、
「Nervous」と「Beyond the Time〜KISS YOU」のMEGA MIX…むかし衝撃を受け、いまだに覚えてるそれ、を、ウェブ上で発見したということだ。イントロが超絶的にすごいってのも、記憶通りだった。
現代に生きていてよかったなあ。