まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

かすかな光へ

映画を見てきました。
かすかな光へ
大田尭さんがお元気でした。
じつに「反教育的」で、いい映画でした。


…なんか悪いこと言ってるみたいなので、ちゃんと書きます。
教育をするとは、上から価値観を与えて、その通りふるまわせることだと思い込みがある、
そういう観念が、私たちの中には強く根ざしている、
けれども、
人はそれぞれ違う存在なのである、
人はみずから変わりうる存在なのである、
人に、関わり続けること、
違うことを認め、変わる可能性を信じて、関わり続けること、
それがじつは、教育ではないか。
やってみると、いわゆる「教育」とは全然違ういとなみになるんだけれども。


個人的には、
最初と最後の、谷川俊太郎さんの詩と、
戦後すぐの「本郷地域教育計画」と「ロハ台」、
最後の「川口太陽の家」とが、印象に残りました。