まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

おばはんの効用

facebookの件で、相変わらず眺めてもよくわからないことが多いんだけど、たぶん「友達になる」を押せばいいのかなと思いつつ、くりっくできない、こわくて。びくびく。なんか押したとたんに「ぼんっ」となりそうな感じ…なわけないか。
そういえば、私はけっこうおばはんになるまで、自分から人を誘うとか友達になるということが、全然できなかったことを思い出した…んだよ。
自分でも、むかしとはいろんなところで性格とか、基本的なところが全然違ってきてるなと思っているので(「三つ子の魂百まで」はウソ論者)、正直なところ、むかしの自分になんか責任持てないですよという感じ。20代前半までなんてとくに、今と全然違う主義で生きていたりするので、ほんと責任持てないですよ。
…と、ほぼ代替わりに近い変化をしているのは自分だけかと思ったらそうでもなく、あくまで本人のお話ですけど(その方たちのむかしを知らないので)、今とまったく違う性格の人間だった、という告白を、複数の人から聞くので、ほらやっぱし、人は年齢が経つと変わるよね、みたいな。
私はおばはんになって、人当たりが良くなったというか、ぶっちゃければ厚顔無恥になってべらべらしゃべれるようになったというか、いやそれは周囲が柔らかい環境に恵まれてるからねっとか、とにかく人間関係にビクつくことなく、マイウェイがそれなりに歩けるようになり、いやー良かったです、年をとって。
でも「先代」というか責任持てないむかしの自分が、時々ちょこちょことよみがえったりして、赤面したりするのだ。…自分の子ども。「三つ子の魂」はウソでも、DNAはあるかもしれないと思うひととき。(いや、性格ではDNAないのかもしれないけど、思わずそう言いたくなるということ。科学的には知らない)
本日のまとめ。友達がうまくできないとか自分が好きになれないと悩んでいる若い人に、おばはんはぜひ言いたい。「おばはんorおっさんになろう!!」年を重ねれば、イヤでも繊細さは剥ぎ取られ、顔にくっつき、立派な厚顔無恥になっていくのだー。それも悪いことばっかしじゃないのだ。だって大事な感性はきっと残る。…だよね、おばはん&おっさん??