まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

食育…

なぜ法律がつくられたの?

食育基本法の中では、この法律が作られた背景を具体的に説明しています。主なものを挙げると次のとおりです。

「食」を大切にする心の欠如
栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加
肥満や生活習慣病(糖尿病など)の増加
過度の痩身志向
「食」の安全上の問題の発生
「食」の海外への依存
伝統ある食文化の喪失
 このような状況は、私たち個人の問題というだけでなく、わが国の社会全体の問題として放置しておくわけにはいきませんね。
(http://www8.cao.go.jp/syokuiku/qanda/qanda3.html)

社会全体の問題→ほっとけない→法律にしちまえ、
という直線思考はどーなの、やめてよーと思うんだけど、
とにかく食育基本法は昨年施行されたわけです、


えんえん食育を考えては、実践したり反発したり、
ムカついたり微笑んだりを繰り返して生活している。


ココでずばっと意見を言えればカッコいいんですけど、
(推進派にしろ、批判派にしろ)
いろいろなファクターを、実生活に照らして考えれば考えるほど、
悩み戸惑い感動ぐらぐら、どう整理していけばよろしいかわからない。


推進が押しつけになるのには辟易するし、
「子々孫々にまで祟るわよ」と言わんばかりの脅迫まがい宣伝には
ちくしょーと思いながらビクビクしちゃうんだけど、
批判がいちゃもんになるのにも辟易するの、
だってたしかに、個人の問題じゃないんだもん。


たぶん総括的に大雑把にわたしの立場を言葉にするなら
「是々非々でいきます」なんだろうけど、
つまんねーなそれじゃ。
何が是で何が非か、じっくり詰めたいな。


「○○な私は、食育基本法違反なんでしょうか?」という茶化しは
とっくに卒業しておきたい。
(朝食抜いた私、スイーツ好きな私、仕事が忙しくコンビニ弁当に頼る私…)
まちがいなく、たいがい、違反です。
食育基本法違反、健康増進法違反。
われわれは違法事態を生きているわけです。それはそうなんですよ。
話はそこに終わらない。その先に行こう。どうやって。