まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

色使い、色気使い

イエロー連帯についてのちょっとした話。


知り合いとちょっとやりとりをしたのですが、
「何か黄色のものを身の周りにおくこと。これで私たちの気持ちを表現しましょう。」
というやり方は、
連帯したくなくて、ただ黄色いものを持ってる(持ちたい)だけの人間も、
参加者のひとりとみなされてしまうわけね、ということを言われて。


何度か往復をしているうちに、わかってきたこと。


自分がふつうにただ持っているだけの黄色いもの(ペン、ハンカチ、ファイル…)に
勝手に意味をつけられて、その意味づけを知ってしまって、
しかも自分はそれに賛同できない、したくないという場合に、
いつもと同じようにそれらのものを使うことが、できないだろーが、
そこんとこどうしてくれんのよ、
わたしの黄色、返してよ〜!


という言葉に、さて、どう答えを返したらよいものか。
私はなんと、けっこう納得してしまったのですが。


ひとつものを言っただけ・持っただけ・署名しただけ、etc.で、
自分が主張した覚えも、支持した覚えもないものを、
勝手にくっつけられては困ります。
そういう図々しさを、やってのけるのが権力とゆーやつなんですが、
(あんたのそんな政策論に投票したおぼえはないぞ)
私たちはそれに抗する以上、それを真似してはいけないと思うのです。


知り合いが言ったことはどうやら、
そういうニオイがするよ、という指摘を含んでいるようだ
(少なくとも私はそういうふうに受け取った)、
だとしたらこれはけっこう大切なことを言っている。


と思ったのですが、どうなのでしょう。