かびるんるん

　惣寄合の発言一件のあと、2人の先生と話をして、ともに言われたのは「生活者」としての自分の、日常の問題意識を大事にしていくように、ということだった。ものすごく納得して、私たちは公的なことを考えようとする時につい自分を滅ぼしてしまうなあと、滅んではいけない、考えるのは私なのだからと、思ったのでした。
　さて。
　生活者たる私が、現在ひじょうに困っているのが、かびるんるんです。湿気対策。Kまくらの湿気を甘く見ていた。1階の畳敷き。なんか、除湿機をかけてもかけても、畳のところから湿気がたちのぼってくるような気がします。窓をできる限り開け放って空気を通していたつもりだったのに、風通しのよいはずの場所でカバンにカビが付着しているのを発見した時には、頭がごわーんとなりました。
　まだモノが片付いていないので、これらもどんどんカビを内部にためこみ、ある日私に晴れ姿を見せてくれるんだと思うと、いてもたってもいられない…と通り越して、ぼうぜんと立っている、という感じ。
　しかし「かびるんるん」ってすごいナイスなネーミング。本当にカビは、この季節にものすごくはしゃぐのね。
　片づけに追われて仕事ができない日々です。…本当は「生活者」のことをもっと書きたくて早起きしたのに、こんな泣き言書いてしまった。とほっ。