しれっとしれつ
親子3人でごはんを食べていたら、
いつも「ごはん関係では叱らない」と決めているはずのだんなが、
「るら、食べないのか、ほら、食べなさい」と妙にせかすので、
「ねーなんか、ふだんのご主義に反してねーかい」と言ったところ、
しばらくして告白タイム、
「…たぶん、もっと食べたかったから、るらの残りを食べようと期待したんだと思う」
わかるっ。
それは私の日常。
惜しげもなく食べ残し、ムラ食いをする子ども、
でも、おめーにやる飯はねえっ、ともいえない場合、
親は残飯処理機となり、口を開けて待つわけです。
でも、親も好きな物の場合、どうするか。
あらそうのである。
そいで、最近、もっともしれつにあらそったものは、
「すこ」
なんすか?なんすこ?
赤ずいきですねん。
皮をむいて、3〜4センチ長さに切って、からいりして、
甘酢につける。
色がぱっと、あざやかな赤色になる。
きれいな赤色。
大好きなあますっぱ味。
しこしこ歯ざわり。
るらくんの大好き要素満載。
そしてそれは、私の大好き要素でもある。
まり実家からもらった分は、あっという間に消費してしまったので、
「加賀野菜」のサイトから、赤ずいき2キロ注文した。
はよう届いてくれい。がんがん作る。びんにいっぱい作って保存する。
これであらそいが緩和される、はず。