まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

早期英語教育を考える(うちは考えない)

うちは、3歳の子どもに何も仕込んでいません。タネも仕掛けもありません。
「ほいくえんが最大の習い事」だと思っているので。
性格からして、彼には教育効果が見込みにくいからという説もあります。
めんどうくさいだけという説もあります。
けちっているだけという説もあります。諸説ふんぷん。


昨日、同じ3歳の女の子と遊んでもらいました。
彼女は、英語の歌や英会話のたのしいDVDに日々接している。
一緒にDVDを見ながら、歌って踊ってくれました。
♪twinkle twinkle little star♪
この"little"の部分に、なるほど効果はあると思いました。
「リトル」でも「リドゥ」でもなく、"little"と彼女は言っている。
るらくんに言わせてみました。
「リヅルスタ♪」
彼は大はしゃぎしながら言いました。


たまにTVで「えいごであそぼ」なんか見てても、
TVの英語→るらくん耳翻訳→どうも日本語的な音、として、
るらくんの口から発せられます。
いわゆる英語耳は永遠に彼から失われたな、と。


だからなんだというのだ。
育つということは、獲得と同時に喪失の過程でもあるわけなので、
私たちははっきりと意思をもって、英語耳の喪失に加担したわけなので、
それはそれでいいんです。
ただ、早期英語教育を必要だと主張する人は、嘘を根拠にしているのではなく、
それはそれで一理あるのだなあと思ったのでした。