まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

トリアージ

なにげによく聞く言葉になった、トリアージ
まず、基本的なお勉強をします。
トリアージとトリアージ・タッグについて
(yahoo検索の冒頭にきたサイトの中では、ここがタッグ画像つきで見やすかった)


なんでいきなりこんな話から始まるかというと、
今日の南信州新聞「各駅停車」欄(コラムのこと?)に
トリアージがとりあーげられていたから。


つまり、トリアージとは、

制約された条件下において一人でも多くの傷病者に対し最善の治療を行うため、病気やけがの緊急度や重症度を判定して治療や後方搬送の優先順位を決める



色分けされたトリアージタッグという識別表に、必要事項を記入して患者の体に取り付ける。

第1順位 最優先治療群。直ちに処置!
第2順位 黄色 待機的治療群。多少治療が遅れてもなんとかなる。
第3順位 軽症群。ほとんど治療の必要なし。
第4順位 死亡群。すでに死亡、または直ちに処置をしても明らかに救命不可能。



で、「各駅停車」欄を書いた記者のご意見。

混乱をきたす中、医療側には生か死かを見極める冷静な判断が迫られ、一般市民側はこの仕組みを理解し、時には過酷な決定を受け入れなくてはならない。同じ重さの命だからこそ、我々も協力しなければならない。



同じ重さの命だからこそ…。
なんか、引っ掛かるんだよなぁ。


あからさまに、選り分けられる、ということに対して、
わたしの中に、拒否したい気持ちがあるんだろうな。
でも、じゃあ診療所に来たもん順でいいわけ?とか、言われると、
それはよくない、と思うし。


どうも現実社会では、命の重さは同じじゃない気がする、
(そしてできれば自分は、なるべく重めに見積もられたい)
ということがあらためて頭に浮かぶからか。できれば隠蔽したい部分。


隠蔽したい部分がほの見えるときに、敏感になるよね。