まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

脱力する言葉

今度とることにしたS新聞(髪3本のではなく)が
今サービスで届けられているのだけど、
そこに辺見庸さんの講演の記事が載っていて、
だんなちが、それを読みながら、
よーするにまりの言いたいことは、
単独者でありたいってことなんでしょう??
と、私自身が忘れかけていた大事なことを、
つぶやいておられた。


言葉まで動員される。
いやちがうな、
私の身体より先に、私の言葉が、動員される。
言葉の力が、抜けていく。


私はローソクでいいんだよ。
1本で突っ立ってるローソクさんのことを、
しらけた顔して眺めてんじゃねーよと言いたいわけ。
さみしそーねーとかいって憐れみの目線やめてと言いたいわけ。
私はさみしいが、さみしさも、覚悟のうえの言葉があるわけ。


そういえばA新聞は、言葉の力を信じているんだった。
あのCMは、ちょっと良かった、けど、
ちょっと、むかついた。
A新聞の桐野夏生の連載は今月中に終わるのかな、
それだけが未練なのね、じつは。