おもちゃのチャチャチャ
ちび太は今日もおやすみ。
1時間に1度うわーんと泣き出し、乳を要求。
差し出すとめちゃロングタイムちゅぱちゅぱで、
はっきりいって痛いです。
歯が生えてきてるんで。
ちび太が生まれたてだった時に、
当然のことながら関係がうまくつかめない、
こっちも新米ですから一喜一憂憂憂憂、って感じで、
あなたにとって私は何なのーとか思い悩んだこともあったのですが、
「つまりわたしは授乳装置である」という結論に達したところで
たいへん楽な気持ちになったことを思い出しました。
装置。機械。
べつのことを連想します。話を飛ばします。ぴっ。
あなたがたにとって私たちは、
産む機械であり、
働く機械であり、
夜は箱に入ってればいいんだと、
みんなすやすや眠る頃に箱を飛び出して踊ってもらっちゃ困ると、
そんなおもちゃはさっさと片付けなさいと、
そうゆうことなのかなあ。
人を人とも思わない、にも程度があるだろう。この人でなし。
人でなしが人を人扱いしないで人ごとだと思って。
行政代執行。ホームレス。
またべつのことを連想します。話を飛ばします。ぴっ。
自民党HPなんてめったに見ませんが、
新春座談会とやらに、
ホームレス生活から発起してIT企業の社長になった人が出ていて、
その人の自己紹介に対する石原伸晃・安倍晋三両氏の言葉:
【石原】 兼元さんの人生はまさに再チャレンジそのものですね。
【安倍晋三総裁】 そうですね。日本ではまだまだ再チャレンジがしにくいと言われています。その中で、ホームレスから会社を興した。第2の兼元さんが出てくるような社会にしていきたいと思います。
この人の再チャレンジに対して政府がいったい何事をしたのか、
阻害要因以外の何をもたらしていたのかは、
ひじょーにびみょーだと思われるが、
個人に対して社会がどういう影響を与えたかは推し量れない。
でもこれだけは確実に言ってもいいんじゃないかなあと思う。
おいしいとこどり。
でもね、
おもちゃ片付け大作戦も、根っこにはこういう思想があるかもなの。
【石原】「地域が困っているんです」と言われたから、国で何かしてくださいという話かと思ったら、そうではなくて、困ってるからこそアイデアが出るという話でした。
だからみなさん、困りましょう。うんと困りましょう。
何かアイデアが出るかもしれない。
あほか。
あんたらの頭の中を構造改革しろ。
鈍感力なんて言ってる場合じゃない。
いかに敏感であるかを問い直しなさいっ。
…っていうとね、(急に小声になる)
ある一方面にぴりぴり神経尖らせて、
あたりに削りくず溜まってかえって鈍感なんじゃんってひとが、
きりきりきりーっと「敏感ですけどぉっ」て言ってきたりすんのよね。
センシティブなんて言葉を、そうゆうひとに取られると、
みょうに悔しかったりすんのよね。ぼそぼそ。
そうゆう事態に遭遇すると、鈍感力なんてつい言いたくなったりして。
ぼそぼそぼそ。
いろいろ話が飛びましたが、
おもちゃのチャチャチャは野坂昭如の作詞なんだね、
すごい、おもしろい歌詞だよねってことで。