品格に弱い…

今さらの話題でスミマセン。
「ハケンの品格」ってドラマありましたよね。
あの番宣を朝の番組（ズーミンが出てくるやつ）で見たときに、これはつまり、不安定雇用であってもスキルさえあれば正規雇用より豊かに生きられるという（裏返せば生きにくいのはスキルがないせい、自己責任の問題）、新自由主義政策肯定番組、えーい国策ドラマじゃーっと怒っておりまして、その日のうちに反対運動開始を宣言し、ビラを作ったのでした。
しかし、あまりに迅速すぎる行動がかえって息切れを招き、というかその後忘れていて、1枚だけ作ったビラ（よに落書きと、ひとはいふなり）を、今朝だんなが「あのさぁまりちゃん、これ、おいとく？」と持ってきたのでした。


打倒国策ドラマ！！
反対運動をはじめましょう。
１．ドラマはみない！
２．（でも）時々ウェブサイトであらすじを監視する！
３．このドラマの問題点を広く家庭内に訴える！
４．抗議のメール、ＦＡＸを勤務時間内にどんどん送信する！


実行したのは１のみ。しょぼい。っつうかこのビラ（？）、おまえが品格ないんだよーって感じだよー。３とか４とか。
でもせっかく思い出したので、さっき２を実行してみました。…なんかよく分からないよね、公式ページのあらすじ紹介って。


ドラマの視聴率は良かったそうで。状況はちっともよくならない。このドラマを視るひとはいったい何を求めていたんだろう…ってそれはよけいなお世話か。大方の、スーパーハケンになれない人たちは、粛々と分をわきまえたハケン生活を送れというのが、品格なのかしら…。ぶつぶつ。わきまえのない、わけまえもない、わきあまいといつも言われる私は、不完全燃焼のビラを眺めつつ、今さらながらに思うのでした。