まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

かたよる息子、かたよるわたし

私が「おやつのひと」になったのは、
もちろん私がおやつを大好きだからでありますが、
るらくんが食事どきにあまり食べなかったから、という
ありがちな悩みも理由のひとつでした。
おやつの時間に胃袋が、おやつを待ち受けるようにできている。
保育園生活のせいかしら?
あたいの作る食事がくえねえってのかよ?
まあ、悩むといえば悩んだけど、
てきとーにやり過ごそうとそのつど思い直し、
ではおやつを掌握すればいいのだなっと思った。
どうやらあたいの作るおやつはくえねえわけではないらしく、
たいがいばくばく食べなさる。
そうこうしているうちに、食事どきにも食べるようになってきて、
よかったよかったと。
栄養バランスとか、野菜をどんだけとか、そういう知識も大切ながら、
それはそれ、これはこれで、大概子どもは死にません、ということを、
親はしっかり肝に銘じて、
てきとーにやり過ごす努力をすべきであると思いました。
そうでないとストレスがたまって、やりきれません。
子どもをクドクド叱るはめになります。
叱って聞く相手なら、叱りがいもありますけど、
聞かないっ、これが。
よけいにストレスがたまるので、
一大事という時以外は叱らないに限る。
叱らないためには、
おおらかに、てきとーに、ははっなんとかなるさと思う。
それで子どもが将来歪むんじゃないかと心配になったら、
昔の大家族の子どもが歪んでたとは限らないだろーとか、
みっちり叱りつけるせいで歪む可能性だってあるんだぜーとか、
だいたい「歪む」ってなんですか何を指してそういいますかとか、
プレモダンモダンポストモダンあらゆる価値観を動員して、
ははっなんとかなるさ。
ちょっと最近、叱ることが多いので自分で飽きてきたのね。
やさしくなろうっ、と思ってもどうせボロが出るので、
唱える唱える。ははっなんとかなるさ。