まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

病む子と看る母の煮込み

るらくんが風邪をひいて、あっというまに肺炎に展開しました。
ひさしぶりの肺炎。
さいわい今回もまた、入院は回避し、自宅で治りました。
高熱の時は、かわいそうだったし、不安がゼロではなかったけれども、
どうやら熱に強いるらくん、ハイテンションで踊ったり歌ったりしていたし、
(私もそうなので、気持ちはよくわかる)
基本的に従順なので、とても看病は楽だった。
もんだいは、熱が下がり、回復傾向に入ってからであーる。


はやくそとであそびたーい。
でもなんかしんどーい。
じぶんのからだが、おもうようにいかなーい。
いらいらいらー。


きーきー。
ぎゃーぎゃー。


ぶちん。


1週間、煮込みに煮込まれ煮詰まった親子関係は、
うーん、やっぱ保育園、ありがたい?と思わせるにいたり。
やはり私には子育てはむかないっと意気消沈させるにいたり。


しかししかし、るらくんの回復が進むにつれて、
徐々におだやかさを取り戻し、ひとの言葉に耳も傾けるようになり、
外に出せるようにもなり、ママ友にぶつぶつぐちれるようにもなり、
なんか、これはつまり、
3歳児の子育てがつらいのではなくて、
回復期の子どもとの煮込みがつらいのだということがわかってきた。


病後児保育
Kまくらしでも最近はじまったそうですが、
市で1か所、1日5人、予約制。
なんか、こまわりきかないね。


こまわりがきかない。
日常のいろんな部分で、保育関連の、こまわりのきかなさに、
んむっ、んむっ、と首をかしげることが多い。
私自身が母になるまで、全然こんなこと、しらなかった。


そして私は、けっこう本気で、なやんでいる。
やはり、研究者人生引退するかなーとか。
でも私に正面切って子育てできるかなーとか。
煮込まれた母は、なんだかとても弱気になっている。
いや、強気になっても出口がないから、弱気にすねているのだ。
強気を支えるほどの能力がないから、弱気にすねている…
ほらね、弱気でしょ。とてもうじうじしているのだー。