まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

やるせない

梅雨っぽい空模様が続きますなあ。そないにゆうてるうちに、総選挙きてまいますえ。
新聞に載っているマニフェスト要旨の、「教育・子育て」の部分を、職務上とはいえ、私より先にダンナが読んでいる!読むようになっている!という衝撃。いや、あたし、教育学の看板を自主的に下ろしたので、いいんですけどね、え〜ん。
なんかもう、どうしていいかわからなく、「子育て世代」といたしましては現金チャリンはうれしく、「大学関係者の妻」といたしましては高等教育政策の不在はおそろしく、「元・教育学研究科所属」といたしましてはビジョンの不在はおそろしく、つまり現世欲を差し引けばたいへんおそろしい感じになっており、
しかしこれらは巷にあふれる安易な言説の集約であるという確信もあり、その言説にはまぎれもなく自分も日々加担したり振り回されたりしているという確信もあり、ではそこからどう逃れるか、どう跳躍するか、どう超越するかというのは失敗の連続であるのでやはりわからなく、
落ち込むのが目に見えていることが、いちばんおそろしく、
直面するのがめんどうなので、母としての実感を大事に、みたいな経験主義にいりびたろうと思う。
しかし、この経験主義がみょーに、身近な「大学関係者」と意見があうので、家族構成員3人中2人の多数により、たぶん私の考えは正しい。