まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

主張を整理してみる

お茶しばかずに、はくぶんしばこう企画の2。
残された少ないネタを吟味して、主張を整理してみる。


下村博文その1:11月5日の講演

「(特にゼロ歳児保育に)税金投入するなら、(母親は)無理に働かなくても、家庭でしっかり子育てをやってもらえるようにシフトしていくことが望ましい」
「人間社会の原点の家庭を再構築していく政策」(が必要)

現代語訳:
ゼロ歳児の待機児童が多くて問題になっているようだが、
そんなところに金をかけたくはない。
母親が家庭でしっかり子育てをするようにすべきだし、
そういう社会、母は子育て当たり前な社会にしていかなければ。


高市早苗による批判

「女性は仕事を辞めて家で子育てしろと言い切られると、自分の仕事を続けられない、自己実現できないことを理由に、子どもを産めないという話になってしまう」
「生活やキャリア確立のために歯を食いしばって働く女性がいる。一律に仕事をやめて家で子育てしろと言い切られるのは残念だ」
「子どもにとって母性が大事な時期はあると思うが、いろいろな人生、暮らし方がある」

現代語訳:
女性は、生活や、キャリア確立や、自己実現など、いろいろな理由があって仕事をするのだ。
その理由のために、歯を食いしばってがんばっているのだ。
それを一律にみんな仕事やめて子育てしろとは言わないで。


下村博文その2

「一定期間、育児をした後で職場に復帰できるシステムを作るべきだという趣旨の発言だ」

現代語訳:
母親は、育児に専念→職場復帰、ができるようにしようという意味。
小さい子を抱えて歯を食いしばって働かなくてもいいように、ということ。