まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

友の会のこと

わたくし、友の会の新米です。
仕事を持っているので(という言い訳のもとに)、
相変わらずいいかげんな生活をやらかしていますが、
そんなわたしでも、最寄の方たち、乳幼児グループの方たちは、
温かく受け入れてくださって、ありがたいです。
仕事の昼休みにゴハンだけ食べに行ったりして。
…なんだか図々しいなあと思いつつ、ちゃっかりと。


みんなで、めちゃおいしい料理を作ったりします。
家庭科の時間をちょっと思い出しますが、もっとテクが高度だし、
もっと皆さんはてきぱきだし、
なんかわたし、オロオロしています。
途中参加になることも多いので、食器のありかがまだわかんないし。
みんなすごいなあ、と単純に思います。


集まりには、お菓子とか作ってきてくれる方も多くて、
わたしもっぱら食べ役です。もぐもぐ。
で、おいしいおいしいと言い合うんですけれども、
後に続く言葉、なんかちょっと、グラッときました。


「あとで、レシピ教えてね」


わたしの人生でこれまで出てこなかったセリフだ。
れしぴ。レシピ。recipe。
声に出してみると、「ぴ」の音が心地よく残る、口元に。
…思い込みか。


セリフは、続きます。
「これはチョコのかわりにミルクココアを使ってみたの」
「生クリームの半分を牛乳にしてみたから」
「ああ、だからしつこくないんだ」
「砂糖をもう少し減らしてもよかったかなーとか」
……。
すげえ。すげーすぎる。かっちょええ。


「おいしい!」で終わるわたしのボキャブラリーの。貧弱なこと。
それにくらべて、皆さんの言葉の、なんという、豊饒さ。


あこがれるーっ。
でも、現実には、ちょっとまだまだ無理。追いつけない。
せめて、
「れしぴ」という言葉を、さりげなく口にできるくらいの生活は
してみたいなあと思うのでした。