まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

裁判員制度について。

わたしは、裁判員制度に、反対です。
どうして私が、裁く人にならなきゃなんねーんだ。
わざわざその道を避けたのに。
(↑能力の問題だろーがという指摘はごもっとも)


裁く人になりたくないよという私の思想信条はどーなるんだ、というと、
司法参加は国民の義務さ、というご指摘もおありでしょうが、
「司法に参加する」ことと、「判決に加わる」こととの間には、
ちょーっとじゃすまされないくらいの距離があるような…。


そもそも、裁判の過程や判決の内容が、時々さっぱぶー(死語)なので、
わかるようにしていただきたい、というのが求めていたことだったはずで、
オレたちにもやらせろ、という話ではなかったように思いますが。


いや、誰かそう言ってたのかもしれない、オレたちにもやらせろって。
めーわくだ。オレさまはやりたくねえ。勘弁してくれ。


反対だーっ!と大声で叫ぶにはちとリアリティ的に微妙な確率の裁判員
関係あるようなないような。でもあるぞ。一生ヒヤヒヤだぁ。
やっぱり叫んでおくぞーっ。
反対だーっ。わたしは、裁きたくなーいっ。


裁判員制度の浸透度がいまいち薄いという危機感からでしょう、
(調査の数字にも表れているように)
最近、地元情報誌に裁判員制度の解説が載っていたり、
県内で大きなフォーラムが開かれたり、
その広告が毎日のように新聞に掲載されていたり、するんで、
気になって気になって、でも大切なことは誰も教えてくれない。


たとえば思想良心の自由は拒否の正当な理由にあたるのかとか、
たとえば懲役3年じゃ軽いぜ5年にしろとかそんな議論をするのかとか、
たとえば私はホントのところ死刑廃止論者だけど、
「悪いやつはみんなシケーだ」と叫んでれば除外してもらえるのかとか、
たとえば専門性ってなんですかとか、
そんなこと。


息をひそめていれば無風で過ぎ去る、のならば、窒息寸前まで頑張るけども、
そうゆうふうに世の中はできていない。引っぱりだされるときは容赦なし。
だったら、もう、叫んでおいたほうが自分の精神衛生上もよろしい。


裁判員制度に、だんこ、反対するぞーっ。
わたしはやんねえぞーっ。
罰金おそれねえぞーっ。…いややっぱカネないからおそれるぞ。
だから、そんな制度がなくなればいいんだっ。反対反対!