まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

たかが風邪でも看病は飽きる

なんてひどいことを言うんだ、まったくもお最近の親はっ。
しかし、だって、本当に、ああもう、たはっ。


「うーーー、んーーーー、けほけほけほ」(すり寄ってくる)
「るらちゃん、咳が出てつらいのね、かわいそうに」(抱っこ)
「んーーーーっ」(身をよじらせる)
「え。イヤなの?かわいそーに、じゃおねんねするか」(寝かせる)
「わーーーーーーーーん、わん」(ゴロゴロ転がって泣く)
「えー、やっぱ抱っこかな?」(抱き上げる)
「わーんわん、わーーーーん」(身をよじらせる)
「あーもう、どないせえとゆうのか」
「まんまんまんまんまんまん」(最近の不満表明演説枕詞)


ああもう、どないせえとゆうのか。
ぐずる子どもは最弱であり、それがゆえに最強である。
えんえん続く「んーーー」のしみったれた声に、
そろそろ飽きはじめている。別の声が聞きたい。
ので、ものすごく演芸部長なマネをしている。