まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

ゆめみるリニア

さて。出張してきた先は、リニアの話で大盛り上がりです。東京―大阪を結ぶリニアがね、こう通るか、そう通るかで揉めているわけですが、うちはどっちでもええねん(どっちでも通り道になるから)、早く通してくれやいと言い出した。
どーせ素通りでしょ?と言われますが、ぜったいにリニアは停まります。停まるそうです。停まるんだと聞いた気がします(だんだん弱まる)。確実に、まちは変わります。どう変わるんだか知りませんけど、良くなるとみんな信じている、とジモティ新聞には書いてある。
リニアがゆめを運んでくる。リニアをゆめみている。どんなゆめだろう??
ストロウ現象とかは、すでに他の交通機関の存在が示しているところ。都市に食いつぶされるだけではないのか?という危惧も抱きたくなるところ。でもでも、お話はそんなふうには進まない。なんだかほとんど挙国一致的リニア。
みなさんが、リニアに何を託しているのかなあ、ということを、考える材料がほしいです。このへん私、ゆめみる切実な気持ちにみたされないのは、とうとうヨソモノだったかなあと思ったり。
ただ、ごく単純に、出張で片道5時間かけるとなると子ども連れにはキツイので、リニアがあればすすいっと楽だったよなーという気はします。だんなさんも、週末にひょひょいっと出張できれば楽なのになーとは言っています。お手軽な便利さをほしがるお手軽な発言。この、都市的というか利己的というか素朴なというか、欲求の総和が、リニアのはこぶゆめなのかもしれないです。