まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

音を楽しむ

この前の土曜日、逗子文化プラザホールでのBEBE@PLAZAというミニコンサートに行ってきました。
シュトイデ弦楽四重奏団と、藤原道山(尺八)のコラボレーション。
おとなも子どもも500円、約30分のおたのしみ。
演奏が、すごくすごくすごかった。
BEBEたちが相手でもプロは手を抜かないんだねー、とPAPAは言いました。
BEBEたちも尺八の音に、しぃーんとしていたねー、とMAMAは言いました。
うちのBEBEは、全身で音を楽しんでいました。
音を楽しんでいた。としか言いようがない。
この楽しみを、大切にしたいとMAMAは思いました。
どーして、しぃーんとした空間で、身じろぎもせずに聞かなければならないか。
どーして、音も聞こえないほど叫びながら、飛び跳ねながら聞かなければならないか。


じつは以前、別のミニコンサートに行ったことがあります。
ショパンの、メジャーな曲を中心に、ピアノをひいてくれました。
演奏は、なんていうか、あたしはしろうとですけど、それにしても、おせじにも、
うまくなかった。
子どもたちはしっちゃかめちゃかでした。
うちのるらくんも、途中からあきらかに退屈そうでした。
集中時間が保てないからね、なんていうのをはるかに凌駕した、理由の明らかさに、
うー、世が世なら(どんな世だ)席を蹴って帰ってやるぞ(さすがに教育上よろしくないか)
と思っていたその時。
演奏がとまった。
演奏者、楽譜を、ぺらりとめくった。
演奏再開。
ええええええ〜?
そんなことってそんなことって、ふつう、するか?
子ども相手だから?わかんないとか思ってる?
うそーっ。
この話を、だんなにしたら、
「あのね、アートは子ども相手の方がウソとかばれてこわいと思うよ、
そーゆうお安さお手軽さにひかれて、ホイホイ連れて行ってもダメよ」
と注意を受けました。
ピアノ見せてやろうと思っただけなんですけど…反省しました。


そんなことがあって、今回はシュトイデさんたちのすごい演奏で、
るらくんのすごい食いつきぶり、なるほどなるほど。