まりにっき

まりにっき、お引っ越し。

能動性

福祉がいまできること―横浜市副市長の経験から

福祉がいまできること―横浜市副市長の経験から

おふろでざっと読んだだけなので、読み間違いがあったら申し訳ないですが、ふやけないように注意しながら、かなりいろんなことを考えさせられたので、メモる。
保育所の待機児童の問題が相変わらず深刻で、しかもなんだか対応がえらそうで(昔に比べりゃ全然よという話もあるけど、それでもやっぱりカチンとくる)、むかつくことが多いので、ぐだぐだ言ってないで保育所増やせばいーじゃねーかよと思っていたのですが、現実はそうはいかないというお話し。
ずっと保育問題を研究してこられた方が、実際に行政にたずさわってきた経験からおっしゃるのだから、それはもう、どうしようもなくそうなんだろう。
最近ちょっと、「保育に欠ける」という言葉を考えていた。私はジコチューなので、ともすれば身の回りのことしか考えられずにいるから、その範囲内でしか想像や思考をしていなかった。反省。本当に、ものすごく深刻に、「保育に欠ける」状況にある子どもたちがいて、そこへの支援が、まだまだまったく足りていないという現実があることに、ほとんど気づきもしなかった。知識として、知っているはずなのに。
私(たち)は、困ればみずからの手で動くことができる。にもかかわらず私(たち)は、困っていることをすなおに話せないでいる。ひそやかに互いに比較しあいながら、じつは牽制しあっている。そうであるかぎり、動くことはできない。誰かが解決してくれないかなとどこかで思っている。ものすごく反省。
でもどうすればいいかしら?というヒントを、最近少しもらった。またいずれ、時間のあるときに書く。今はとりあえずのメモ。