くるみゆべし!
「くるみゆべし一件」について。
2月の女性史の集まりで、お土産のくるみゆべしをいただいた。
空腹で疲れていたので、ものすごくおいしかった。
そう、私はくるみゆべしが大好き。
そのくるみゆべしは、けっこう大きめだった。
インパクトがあった。
また食べたいと思った。
食べたい食べたい食べたいっ。
でも、どこに売っているだろう?
売っていても、わりに高いんだよね…作れる?
クックパッド様にお尋ねした。
白玉粉、さとう、くるみ、しょうゆを基本パーツにして、
レンジでチン、まぜまぜまぜっで作れますよ、とご宣託。
おおおっ。
さっそく作りました。
おいしかったーーー。満たされたーーー。
ちゃんちゃん、のはずだった。のに…。
あまりにおいしかったので、
友の会の最寄会に持って行ってみた。
大好評!!
「これ…今度のセールで出しましょうよ」
なぬ?
けど私もつい、よけいなことを言ってしまう。
「友の会のセールで、バターたっぷり洋菓子しかないのが気になっていて…」
「そーよそーよ、これ出しましょう、売れるわよっ」
しかし…このお手軽さ、友の会の人には言えないわ…
「作り方聞かれたら、ヒミツにしましょ」
おいっ。
売りに出すと決まったからには…ちょっと、ベターな形を研究しなければ。
砂糖の量はこれでいい?
熱の加え方は?生地はまぜるだけでいい?もっと練る??
白玉粉オンリーでいい?
台所が実験室…いや、友の会的にいえばまさに「研究室」になった。
例会に試作を持っていったら、思いがけず本家に試食をしていただくことに。
「甘みがたりないわー」
なぬ?
「健康志向でいきたいよね」という最寄の方(含む私)の言葉との間で、
折り合いのつく味を目指して、研究は続く。
研究成果はそのつど、内部消費、外部放出。
前日の会議では、まりちゃんイメージのチェンジにも一役買いましたよ。
セール当日。
手軽な方法とはいっても、計1kg近く作ると、それなりに時間がかかる。
しかも前日の夜、研究会に子連れで行ったのだー。
スケジュール的に無理をさせたので、子ども保育園休むことに決定。
(まあ、そもそもセール品出すのは仕事じゃないので…良心が咎めないちゅうか)
いろいろハプニングもあり、継続的研究の大切さを実感しつつ、完成。
会員間セールで、9袋売り切った。
(12袋作って、3袋は午後、子どもの友達の家に持っていった)
あ…写真撮り忘れた。いつものこと。
<感想、わかったこと>
・くるみゆべし欲求は、じゅうぶんに満たされた。
・売り物としたレシピと、家族が好きなレシピは配分が違う。
・小ぶりの2切れで原価は約90円。店のものが高いのも納得。
・砂糖はもうひといき、減らせるはず…
・しかし、くるみゆべし、しばらくいらない。
・うちの子どもは大好きで、子どもどうしで食べようとはりきって持っていった。
・しかし、実際は母がお話しながら食べてしまった(子どもたちは遊んでいた)。
・私は、うちの子の願いを知っていたので、食べずにおいといた。
・結局、その食べなかった分はおみやげとして置いてきた。
・たぶん、今後も研究は続くのだと思う…。
<れしぴ>
・白玉粉 100g(片栗粉とのブレンド配合を実験中) ・水 100cc
・さとう 100g(80gまでは減らせると実験ズミ) ・くるみ 50g
・しょうゆ 小さじ1.5 ・水あめ 10g ・片栗粉 適量
くるみ以外の材料をまぜて、ダマもなくして、
レンジ600Wで2分→まぜまぜ→レンジ1分半→くるみ入れてまぜまぜ→レンジ30秒
片栗粉をまぶしながら型(または平面)に出して、形を整えて、熱をとる。
冷えて固まったら、切り分ける。切り口にも片栗粉をまぶして。